several house renovation products

高松町の住宅
concept  
敷地は高松市の郊外の閑静な住宅街で最近は古くからの建物が新しく建て替えられている。 南北に細長い敷地で、南と東に道路がある。ここに若い夫婦と子供1人(2人予定)の住宅が求められた。 クライアントからの要望で、水庭、ビルトインガレージ、ルーフテラスを設けることが求められていた。 今回は、たくさんの「型」と呼べるようなボリュームのあり方や分節の仕方を検討して、うまくいくパターンを洗いだした。 結果として、南北に細長い敷地の中でさらに細長いボリュームとなるような、 東西方向に3つのボリュームに分節した実施案が採用された。 西から白、黒、塗り壁という風に外壁の素材も切り替えられている。 中心のボリュームの中にガレージ、ウッドデッキ、中庭、水庭、ルーフテラス、玄関といった半屋外的な空間や、 余白といえるような空間を配置した。 また全体の動線も、その余白のスペースを中心としてぐるぐる回るようなものとなっている。 小さいながらも、広がりがあり、屋外と屋内が曖昧になるような住宅をめざした。
data

2010.10

住宅

構造・規模:木造2階建

延床面積:141㎡

 

高松町の住宅 | 2012 | house, works